2024年の3月頃にビットコインの半減期がやってきます。
半減期とはビットコインが半分に減る?という訳では無く、約4年ごとにマイニングの報酬料が半分になるということです。
過去3回は、半減期前から半減期後にかけて、ビットコインは上昇しています。
要因は一つだけではありませんが、大きなポイントとして、ビットコインの半減期を迎えるごとに発行量がゆるやかになり、希少性が高まることです。
このブログでは、ビットコインの半減期に希少性が高まる理由や?メリットやデメリット、投資するうえでの注意点など、ご紹介致します。
ビットコインの半減期とは何か?
ビットコインの価値を保つためにマイニング報酬料を約4年ごとに半分にして、供給を抑える価値を担保します。
2023年3月時点の報酬料は6.25BTCで、当初の報酬料で8分の1になります。
でもビットコインの価格も上がっているので、2011年時点からマイニング報酬は244倍まで増加しています!
そもそもビットコインは分散型台帳技術であるブロックチェーンによって管理されており、ブロックチェーンに新しいブロックが追加されるときには、それを行ったマイナー(採掘者)に対して報酬が与えられます。
しかし、ビットコインは供給量に上限があり、2100万枚までしか発行されず、2023年時点では約9割ほどは発行済みとなります。
そのため、マイニング報酬を減らすことで、ビットコインの供給量を調整し、インフレを防ぐために半減期が実施されます。
ビットコインの半減期によってもたらされるメリット
ビットコインの半減期は、金鉱山における採掘量の減少に似ています。
これまでの半減期の前後で、価格は大幅に変動しています。
大きなチャートでは分かりにくいので、最初の表を再掲します。
1回目の2012年11月の半減期では、その前はほぼ横ばいで、半減期の4か月後に伸びて、さらに8か月後に暴騰しました。
2日回目の2016年7月の半減期は、半減期の1年前から約2倍にあがり、半減期後もゆるやかに上昇、10か月目から暴騰し、その8か月後にピークを迎える。
3回目の2020年5月の半減期は、1年前に一段あがり、しばらく横ばい、半減期後5か月目から6か月連続で暴騰。
過去3回の半減期における傾向からみると、半減期の約1年後に暴騰しています。
あくまでの過去の傾向でみると、ビットコインは半減期後、上がる可能性が高いです。
ただし、必ず今回も上がるとは限りませんので投資する際はご注意下さい。
ビットコインの半減期によってもたらされるデメリット
ビットコインの半減期は価格変動に影響するが、やはりデメリットもあります。
一番の重要なのが、報酬料が半分になることです。
過去から見るとビットコインの価値があがっているので、ドル換算した場合は、価値は上がっています。
しかし単純にビットコインの報酬数量自体が一気に半分下がるのでマイナーにとっては打撃ですね。
またマイニングから撤退するマイナーが増えて、保有しているビットコインを売却したら、暴落を招く恐れもありますので、その点もご注意下さい。
ビットコイン半減期を踏まえた投資戦略
ビットコインの半減期を踏まえた投資戦略としては、半減期前後の価格変動を予測し、それに応じた売買タイミングを見極めることが重要です。
また、半減期を控える前には市場の動向や情報をしっかりと把握しておくことも必要です。
半減期後は、マイニング報酬が減少するため、ビットコインの価値が上昇する傾向があることから、長期的に持っておくことも一つの投資戦略となります。
また、半減期による価格変動に対しては、長期投資や積立投資が有効な場合もあります。
ビットコインの価格変動は非常に激しいため、短期的な投資はリスクが高いとされています。
長期投資や積立投資は、値動きの激しいビットコイン市場でもリスクを分散できることから、投資家にとっては安定的な運用が期待できます。
いずれにしても、投資に絶対は無いので、様々なリスクを考慮していきましょう。
約1年後の半減期にむけて、積立を考えてみたい方は、こちらの記事に積立方法を紹介していますので、ぜひご覧ください。
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