はじめての仮想通貨

【初心者向け】仮想通貨(暗号資産)とは

仮想通貨で投資してみたいけど・・・

そもそも仮想通貨って、なんだろ・・・

最近は仮想通貨投資が人気みたいだが、

過去に事件があったような記憶があるけど大丈夫?

いまから仮想通貨投資をはじめたい!けど、心配・・・

と思っているかたの為に、仮想通貨と投資にするにあたっての基本的な部分を紹介します。

本記事の内容はこちら

  • 仮想通貨(暗号資産)とは、どんなもの?
  • 仮想通貨投資の、特徴やリスクは?

本記事を読むことで、仮想通貨の基本的なことや、メリット・デメリットを知っていただければと思います。

僕もはじめは、仮想通貨自体、基本的な部分を理解せずに勢いで投資を始めました。

ただ、もうちょっと基本的な部分を理解しておけばと、仮想通貨の可能性や、投資の際にコストを抑えることが出来たと思いました。

自分のお金を投資する以上、基本的な知識を理解していただければと思います。

それでは、まずは初心者向けに仮想通貨の投資に関わる基本的な情報をお伝えします。

そもそも仮想通貨とは

ここでは、仮想通貨の王様「ビットコイン」や、仮想通貨の仕組み、事件は何が原因でどうなったのか?

はじめての方にも分かり易く説明させていただきます。

仮想通貨の王様「ビットコイン」

仮想通貨(暗号資産)とは、日本円や米国ドルのような法定通貨と違い、インターネット上で取引される通貨(資産)です。

仮想通貨はビットコインから始まりました。

2009年に「ビットコイン」が誕生して、まだ10年ちょとです。

ビットコインでは、モノやサービスの対価として、決済が可能です。

決済に関しては仮想通貨と言われるように円やドルのように実態のあるものは存在せず、インターネット上のあるウォレット(財布)からやり取りし、ブロックチェーン技術を活用し管理しています。

※ブロックチェーン技術については次の項目で紹介致します。

またビットコイン自体は、発行上限枚数が2,100万枚と決まっており、上限を設定しておくことで価値を保証し、インフレリスクを抑えています。

ビットコインへの投資として、2020年は、コロナ感染症が流行し、そのころから投資先として再び注目され、後半から一気に上がり始めました。

2021年には、イーロンマスクが購入したり、中米のエルサルバドルが法定通貨にしたり、ニューヨーク市長の給与をビットコインにするなど話題になり、過去最高値6万9,500ドルを更新しました。

2022年、ウクライナ情勢などもあり、資産の避難先としても注目されています。

ビットコイン以外にも、仮想通貨は全部で約15,000種類あると言われ、ビットコイン以外を「アルトコイン」と呼ばれています。

「アルトコイン」の中には、イーサリアムやリップル、草コインと呼ばれる時価総額や知名度も低いコインが存在します。

またビットコイン以外のアルトコインでは、イーサリアムはNFT分野での決済通貨として、リップルや送金が高速で安価でできるなど、仮想通貨それぞれの特徴を活かした価値が期待されています。

仮想通貨の仕組みと価値

仮想通貨は日本円や米国ドルの法定通貨のような中央集権型ではなく、ブロックチェーンを活用した、分散管理型です。

ビットコインはじめ仮想通貨の多くは、ブロックチェーンで世界中の不特定多数のユーザーに公開されて、管理記録が改ざんが困難で、価値を保証されています。

ブロックチェーン技術とは、ひとつの取引内容をブロックに見立て、過去からのブロックをチェーンのようにつないでいきます。

そのブロックをチェーンにつなぐ作業をマイニングと言います。マイニングは特定の管理者ではなく、不特定多数の有志で実施され、世界中のユーザーに公開され、監視されています。

例えば、AさんからBさん、BさんからCさん、CさんからDさん、それらの取引は繋がりをもって記録されていきます。

その為、途中で改ざんするにしても、前後の整合性が合わなくなり、改ざんは非常に困難になります。

なお、ブロックチェーン技術などを利用した仮想通貨の価値は需要と供給により決まります。

仮想通貨はインターネットで気軽に取引できる点や、世界中で同じ価値でやり取りできるなど、将来に期待が持てることなどから、需要が増えて価値が上昇しています。

ビットコインチャート 出典元:CoinDesk Japan株式会社

仮想通貨流出事件

2014年のマウントゴックス事件では、数百億円のビットコインが消失しました。

当初はサイバー攻撃によるハッキングとされてましたが、のちにマウントゴックス社のずさんな管理体制や元社長の横領などの可能性が指摘されています。

また、2018年コインチェック事件は、セキュリティ体制の弱点をついた、ハッキングによるコインの流出です。

暗号資産の管理方法には、インターネットに接続して管理するホットウォレットとオフラインで管理するコールドウォレットがあります。

金融庁はコールドウォレットでの管理を推奨していましたが、コインチェックはホットウォレットで管理し、そこをついたハッキングでした。

これらの事件は、いずれも取引所の管理体制の問題であり、暗号資産そのものは特に問題無く、むしろこれらの事件でさらに暗号資産自体の安全性が再確認されました。

なお、これらの事件を契機に、取引所のセキュリティレベルも改善していってます。

セキュリティに関して、金融庁に認可されている取引所でしたら、基本的なセキュリティ対策が施されていますので、取引所選びの際には確認しましょう。

ちなみにコインチェックも事件後にセキュリティ対策を見直し金融庁に認可されています。

仮想通貨投資の特徴

さてここでは仮想通貨投資の特徴を、株式投資などとの違いを交えなら紹介していきます。

少額投資が可能

仮想通貨は少額からの投資が可能です。

国内の株式投資は、通常100株単位からも取引となりますので、例えば500円の株だと最低でも5万円の資金が必要です。

人気会社の株取引だと、最低でも10万、100万と資金が必要になってきます。

それと比べ仮想通貨投資は、一円からの投資が可能です。

さすが1円を投資する人はいないかと思いますが、まずは勉強もかねて1万からでも始めることも可能です。

そこから、自分なりの投資をルールが確立出来たら、投資資金もあげていくのもいいかと思います。

ボラティリティが大きい

ボラティリティとは、価格変動率になります。

仮想通貨投資はボラティリティが大きいということになりますので、「大きく上昇する可能性も下落する可能性も比較的高い」ということになります。

いわゆるハイリスク・ハイリターンとなりますので、その点を自分の中でしっかり理解して、取引しましょう。

コストがいいのは取引所

国内には約30の仮想通貨取引所があります。

国内の仮想通貨取引所のなかに、販売所方式と取引所方式の2つが存在します。

取引に関わるコストを考えると、断然、取引所方式で取引するのがお薦めです。

取引所方式で売買時にかかる手数料は、0.01~0.15%ほどです。

それに対し、販売所方式はスプレットという形で手数料が発生し、売買時に3~6%ほど発生します。差にして20~600倍の開きがあります。

投資をする以上、コストを抑えるの絶対です。取引所方式を利用しましょう。

別記事でも取引所と販売所の違いを紹介していますので、よろしければご覧下さい。

まとめ

ここまで仮想通貨について、ざっくりと紹介させていただきました。

あらためてですが、そもそも仮想通貨とは?

仮想通貨とは

仮想通貨とはインターネット上で取引できる、通貨(資産)です。

ブロックチェーンにより、セキュリティ対策は確保されいて、実際にサービスの決済と活用されたり、給与として受け取ったり、国の法定通貨に採用されたりと、今後も期待できる通貨(資産)となります。

過去には取引所からの流出事件も起きましたが、事件も契機に取引所のセキュリティ対策も改善されています。

仮想通貨投資の特徴

仮想通貨投資と株式投資との違いは、少額投資が可能で、ハイリスク・ハイリターンではありますが、ボラティリティが大きいので、その点は注意が必要です。

上記にあったチャートを見てを波がありますが、基本的には右方上がりで伸びています。

世界中のみんなが仮想通貨(暗号資産)に期待しています。

取引する際は、しっかり「安全性」と「コスト」もしっかり考えて投資していきましょう。

実際に取引を始めたいという方には、「取引所選びのポイント」を別記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。

また、「安全性」と「コスト」でおススメする取引所も下記記事で紹介しています。

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