どの仮想通貨取引所がいいの?
いっぱいあって、迷ってしまう…
国内には、30以上の仮想通貨取引所があり、そこから自分にあう取引所を探すのは大変です。
どんな投資でも、自分の資産を預ける以上、安全で運用できるというこ、無駄な出費をおさえることは、皆さん同じ考えだと思います。
この記事は仮想通貨取引所選びとして、まずは利用者へのアンケート調査で上位5位のなかから、「安全性」と「コスト」の2つにポイントに焦点をあて、そのなかから3つの取引所をお薦めさせていただきます。
本記事の内容
- 仮想通貨の取引所の「安全性」
- 取引所と販売所の「コスト」
- 国内の人気取引所
- 3つのおすすめ取引所
ちなみに本記事でお薦めする3つの取引所は、【ビットフライヤー】と【コインチェック】と【GMOコイン】です。
おススメする理由の「安全性」「コスト」に関して、具体的に説明させていただきます。
「安全性」おさえておきたい3つのセキュリティ対策は?
どんな投資をはじめるうえでも、「安全性」に運用できるかが必須です。
過去の取引所からのコイン流出事件は、取引所のセキュリティの穴をついたものでした。そのような事件もあり、あらためてセキュリティ対策が重要となります。
ここでは取引所選びで、おさえておきたい3つのセキュリティ対策を紹介します。
セキュリティ対策は他の対策もありますが、まずはこの3つを対応できている取引所が必須となります。
「マルチシグ」
マルチシグとは、ウォレットにアクセスする為の複数の秘密鍵の存在です。
シグとはウォレットにアクセスする鍵のことで、鍵が1つがシングルシグ、鍵が複数あるのが(通常は3つ)マルチシグです。マルチシグは、3つあるうちの2つが揃わないとアクセスできない方法がほとんどです。万が一ハッキングされても1つの鍵だけなら、ウォレットにアクセスできないため、セキュリティレベルが高くなります。
「コールドウォレット」
仮想通貨を保管するウォレットにはコールドウォレットとホットウォレットの2種類あります。違いはインターネットに接続されているか、されていないかの違いです。
ハッキングはインターネット経由で行われます。その為、ホットウォレットはオンライン状態の為、オフラインのコールドウォレットで被害を防ぐことができるので、おすすめです。
ただし、取引はホットウォレットの状態で行うため、それぞれのメリットを活かすため、併用している取引所もあります。
「2段階認証」
2段階認証とは、ID/PASS入力以外で、例えば登録した携帯電話番号のSMSに認証コードが送信され、それをログインし使用することです。2段階認証することで本人以外の誰かが不正にログインすることを防止します。
「コスト」がいいのは取引所の「取引所」
コストを抑えるためにお薦めは取引所方式での取引です。
仮想通貨取引にために掛かるコストは、取引所への日本円の入出金や、仮想通貨の取引時に発生します。そのなかで重要なポイントが、取引時のコストです。
国内の仮想通貨取引所では、「取引所」と「販売所」の2つの取引方式があります。
それぞれの違いを紹介し、なぜ取引所をお薦めするか理解いただければと思います。
「取引所」方式
取引時に手数料が、0.01%~0.15%ほど発生します。
取引所の仕組みとしては、仮想通貨を持っている他のユーザーと取引し、取引所がその取引を仲介します。
例えば、自分がビットコインをいくらでどれだけの数がほしいか注文し、注文した条件で売りたい人との条件が一致したら、売買取引が成立となります。株の取引と同じようなイメージです。
デメリットとして、相手との取引条件が一致しない場合、売買が成立しない可能性もあります。
「販売所」方式
ほとんどの販売所では取引手数料無料とうたっていますが、スプレットという、取引時に掛かる手数料みたいなものが発生します。
スプレットは状況により変化しますが、売買時にだいたい3~6%程かかります。
例えば、画像のように、価格が1ビットコインの価値が日本円で5,032,645円の場合を購入するには、日本円で5,180,304円必要となります。その差、147,659円と2.9%のスプレットが発生します。また、売る際に同じくらいのパーセンテージのスプレットが発生します。
この画像でタイミングで、販売所で買ったビットコインで利益を出すには、買ったタイミングから6%以上(購入時に3%、売却時に3%)上がらないとマイナスになるということを認識していてください。
なお、メリットとしては、仕組みが、販売所からユーザーが購入という形になり、基本的には売買はすぐ成立しやすいと言われています。また、国内の販売所では取り扱いのコインが圧倒的に多いです。ビットコイン以外にもこれから期待できるコインがほしい場合は、販売所での取引が可能です。
以上、簡単に説明させていただきましたが2つの取引方法を比較すると、取引時に掛かる「取引所」の手数料と、「販売所」のスプレットで、コストが20~300倍ほど変わります。
それを考えると圧倒的に取引所でのコストが低いので、そこをおススメさせていただきます。
それらを踏まえて、利用者が実際に使っている人気取引所をみていきましょう。
国内人気取引所の安全性とコスト比較
国内で人気の仮想通貨(暗号資産)取引所
仮想通貨(暗号資産)取引されている方に人気の取引所を見てきましょう。
お金の知恵袋で仮想通貨の関するアンケート調査を実施しています。
その中で、メインで使っている取引所とその理由のアンケート結果を紹介致します。
アンケート結果をみてみると、
『知名度、安心感がある』=安心感
『アプリやサイトが使いやすい』『口座開設が簡単』=スムーズな取引が出来る、操作が簡易
『手数料やスプレッドが安い』=低コスト
『セキュリティが高い』=安全性が高い
以上のことが取引所選びに基準になって上位にランキングされています。
取引所選びのまとめ
それではここで、まとめです。
まずは人気取引所の上位を「安全性」と「コスト」にポイントをあてて一覧表にまとめました。
国内取引所 | Coincheck | bitFlyer | 楽天ウォレット | GMOコイン | DMM Bitcoin | |
セキュリティ 対策 |
コールドウォレット |
○ホットウォレットとの併用 |
○80%以上 | ○ | ○ | ○95%以上 |
2段階認証 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
マルチシグネチャ |
○ |
○ | ○ | ○ | ○ | |
取引所方式 |
取扱コイン数 | 5 | 6 | 無 | 12 | 無 |
手数料 | 無料 | 0.01%~0.15% |
ー |
Maker:-0.02% Taker:0.12% |
ー | |
販売所方式 |
取扱コイン数 | 17 | 15 | 3 | 20 | 14 |
スプレット幅 ※ビットコイン ※2022年4月 |
約3% | 約3% | 約5% | 約5% | 約1% |
一覧表をみてみると、セキュリティは上位5社は金融庁にも認可されていますので対策は万全です。
コストで有利な取引所方式を対応しているとこは、3社となります。
となると
bitFlyer
Coincheck
GMOコイン
がおススメです。
知名度が高く安心感があり、アプリなどでスムーズな取引ができ、手数料が安く、セキュリティ対策がしっかりされていることが理由です。
また、【bitFlyer】や【Coincheck】は国内の取引所のなかでもビットコインの取引量が多いです。取引量が多いということは、それだけ取引所での取引がやりやすいことにも繋がりますので、さらにお薦めです。
早速の取引をはじめるたいという方は、実際の開設方法を紹介していますので、開設の参考にしてください。