はじめての仮想通貨

ビットコインの将来性は?もう終了ですか!?

2021年は最高770万円まであがったけど、2022年8月末時点で約280万と去年の約3分の1まで下がっている・・・

仮想通貨って、そもそも実態が無いし、怪しくない?

2022年は、去年に比べて低迷していますね、少し寂しいです・・・

では本当にビットコインは終わりなのか?ビットコインの誕生から歴史を振り返ってみたいと思います。

結論から言うと、「ビットコインに将来性はある!」と予感します。

おっといきなりかい!とツッコミが入ってきていると思いますが、このブログでは

  • そもそも、なぜビットコインは出来たのか?
  • ビットコインは危険では?
  • ビットコインや仮想通貨の歴史は?
  • 専門家はどう見ているのか?
  • ビットコインの将来性は?

本記事をビットコインを価値を分かり易く紹介していきます!

それではどうぞ!

ビットコイン誕生!

「国や銀行が支配する金融が、全てではない」

2008年にインターネット上に「サトシ・ナカモト」が論文で提唱したことが、ビットコインのはじまりです。

現状の金融システムは、国や銀行などが管理している中央集権システムになっています。

つまり、国の偉い人が価値を決めたり、そのシステムに従わざるえない状況です。

その中央集権的なシステムから、みんなでチェックして保証しあうシステムが出来れば、自分の資産を搾取されることもない、分散型の平等な体制にブロックチェーンを活用して誕生したのがビットコインです!

ビットコインの仕組みと安全性は?

ビットコインは、分散されたコンピューターのネットワーク上にその1つの大きな取引台帳を置くことで、中央管理を不要とする仕組みです。

その仕組みで価値を保つためにブロックチェーンの技術を活用しています。

ブロックチェーン技術とは、ひとつの取引内容をブロックに見立て、過去からのブロックをチェーンのようにつないでいきます。

そのブロックをチェーンにつなぐ作業をマイニングと言います。マイニングは特定の管理者ではなく、不特定多数の有志で実施され、世界中のユーザーに公開され、監視されています。

例えば、AさんからBさん、BさんからCさん、CさんからDさん、それらの取引は繋がりをもって記録されていきます。

その為、途中で改ざんするにしても、前後の整合性が合わなくなり、改ざんは非常に困難になります。

ビットコインや仮想通貨の誕生から今まで

 ビットコイン・ピザ・デイ 

2010年に、はじめてビットコインで決済できたと言われているのが、米国で10,000BTCで2枚のピザを買ったことです。

「ピザ2枚、支払いはビットコインで!」「?」「新しい通貨だ!」「面白そうだ!OK」て感じだったのでしょうか?

ちなみに今だったら、10,000BTC=275億円ぐらいです!※2022年8月28日1BTC=約275万円

いまなら毎日ピザパーティーです!

 キプロス危機

2013年、ユーロ圏によるキプロスへの金融支援の条件として、全預金に最大9.9%の課税を導入することに始まる金融危機です。

課税が明らかになると国民は反発し、銀行から預金が引きだされ、その代わりとして、ビットコインに投資する人が増え、ビットコインの価値があがりました。

 ハッキング事件

 マウントゴックス事件 

2014年に当時世界最大級のビットコイン取扱いを誇る、取引所がハッキングを受けた事件です。

当時のレートで470億円分のビットコインが流出しました。

マウントゴックスは、最終的に民事再生法手続きに入りました。

 コインチェック事件 

2018年に起きた仮想通貨ネムのハッキング事件です。

取引所がホットウォレットのみを利用していたことが原因でハッキングされ、580億が流出しました。

その後、コインチェックはマネックスグループの子会社になり、セキュリティ強化を図っております。

この2つの事件はともに、取引所がハッキングされ仮想通貨が流失しましたが、仮想通貨自体には問題はありませんでした。

その点で、仮想通貨自体の信頼性を高める要因ともなりました。

 日本での法律改正 

2016年に改正資金決済法が成立し、2017年に施行されました。

ここでのポイントは、仮想通貨=暗号資産が、通貨として認められたことです。

通貨として認定されたことにより、ビットコインでの決済が可能になりました。

また、通貨として対応できるように、取引所は金融庁への登録が義務付けられ、不正があれば業務改善命令が出せるようになり、ビットコインを使う環境が整ってきました。

 国の法定通貨として認定

2021年、中央アメリカにある「エルサルバドル」でビットコインが法定通貨と認められました。

2022年には、「中央アフリカ」もビットコインを認めました。

今後も続く可能性はあります。

 ビットコインで給与

2022年、米ニューヨーク市の市長に就任したアダムズ市長は、ビットコインとイーサリアムで給与を受け取ることを発表しました。

アダムズ氏は声明で「革新の最前線にいることは、雇用の創出や経済の改善、世界中の才能を引き付け続けることにつながる」とビットコインへの期待感を強調したようです。

 ウクライナ侵攻

2022年、ロシアがウクライナに侵攻した直後、仮想通貨は一気に値上がりしました。

要因としては、ロシアルーブルの価値下落を恐れ、仮想通貨に資産を移動したことや、ウクライナへの寄付に仮想通貨が活用されたことなどです。

専門家はビットコインをどう考えているのか?

専門家は仮想通貨の未来をどう予想しているのか?

 投資家のジェレミー・リー氏と、BlockchainのCEOピーター・スミス氏の二人 

ビットコインの価格は2030年までに50万ドルまでに達すると予想しています。

「ビットコインはまだそのポテンシャルをほとんど発揮していない」と語る。2人は、ビットコインの価値が2030年には50万ドルに達する可能性もあると主張する。

この予想には、(1)ビットコインを利用した送金の普及、(2)政治不信によって発展途上国でビットコインが普及、(3)スマートフォンの普及から、ビットコインを利用するユーザーが増えるという根拠があります。

 またアメリカの有名ベンチャー投資家のティム・トライパー氏 

25万ドル(2700万円)になるとの予想をしています。

これまでの予想よりは価格は落ち着いていますが、2019年の80万円と比較すると約33倍です。

またトライパー氏は過去にも予想を的中させていた人物として有名で、ビットコイン価格が約400ドルで取引されていたとき(2014年9月23日)、「ビットコインが3年以内に10,000ドルに達すると」公式に予測し、実際にその価格を当てています。

 ドイツ銀行 

ドイツのメインバンクであるドイツ銀行は、2030年までにビットコインをはじめとする仮想通貨が金融商品の代わりになりうると予想しています。

ビットコインの将来性は?

ここまで、ビットコインが誕生した理由や歴史、専門家の予想など、紹介していきました。

「国や銀行が支配する金融が、全てではない」と新たな金融の価値を作り出したのが、ビットコインです。

まだまだ15年と歴史も浅いものではありますが、その間ハッキング事件や、詐欺事件なども発生しました。

ただ、それはビットコイン自体に問題があったわけでは無く、価値があるから、それを利用してハッキングされたり、詐欺に利用されたしました。

また現在もそうですが、世界各地で紛争が起こったり、国によっては政治不信からその国内通貨の価値が急に変わったりすることもあるかと思います。

その場合でもビットコインは国境を超えて、取引が出来る貴重なものです。

このようなグローバルな世の中で、ビットコインをはじめ仮想通貨に対しての需要が伸びると可能性は大いにあると思います。

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